2011.03.10 Thursday
facebook insights(インサイト)がバージョンアップ
先日「いいね!」解析できるinsights(インサイト)を紹介して、解析するにはデータの種類や内容が貧相であるというコメントをしたと思ったら、本日バージョンアップされていてびっくりしたのでちょっとご紹介。
見た目はgoogle analyticsにますます近い印象だが、これは解析ツールのインターフェイスとしてしょうがない。
まず、いくつかあるバージョンアップ機能の中で、これは「思い切ったな!」と思ったのが「impressions」インプレッション値の解析。
ソーシャルメディアは口コミによる伝達・露出力が期待されるのですが、facebookのウォール上に表示されるアテンションがどのくらいの人たちに影響されるのかというのを定量的な数値にしているのが、思い切りを感じた。w
次にシェアによる「オーガニック解析」。
今までのinsights(インサイト)では、シェアされた数くらいまでしかわからなかった。(再シェア率という理解しにくいものはあったが…)今回のバージョンアップでは、こちらにも関連インプレッション数が表示される。
※ちょっとこのインプレッション数は「?」と思う点がさまざまあるため、すこしロジックを調査したいところである。そんなことはないとは思うが、単純に友達数などで算出しているのであれば、参考値としてはかなり意味がない。
ほかにもコメントモジュールなどを追加していた場合、上記のようなデータも解析でき、どのくらいのインプレッションがあるのかということについてもわかる。
他には、CSVによるエクスポート機能や、今まで期間指定だったのが「日別、週別、月別」で指定できたり、開発者向けにはGraph APIによって数値を取り出す事ができるなど便利な機能の実装が目立っている。これだといろいろと使えそうだ。。w
マニュアル(英文)も以下ページからダウンロードができます。
Real-Time Analytics For Social Plugins
なお、上記デベロッパ記事では、古いinsights(インサイト)データに関してのアクセスを2ヶ月は保持されているそうだが、エクスポートをすすめている。
なお、facebook insights(インサイト)についての設定方法についてはこちらを参考に。
facebook 「いいね!」数を集計・解析する方法
追伸 >Fujiiさん
アプリ登録せずともinsights設定できる情報ありがとうございます。